身体にマヒのある方でも、安心してリハビリ訓練が受けられます。

水中でリハビリは、どのような利点があるのでしょう?

 陸上のリハビリ訓練と違いは、水中では「浮力」の特性をプラスの作用

として活用した必然エネルギーによる作用がリハビリの特徴と言えます。

水を怖がる方もいますが?

 特に脳卒中などの疾患で身体に麻痺が残っている皆さんは、水中での手や足

のコントロールが出来ないために、”プールに入ると転倒して溺れてしまう”と

いうイメージがあり、水に入ることに不安を持たれる方がおります。

しかし、この様な利用者の姿勢を不安定にする水の作用こそが、実は水

中リハビリにおける有効的な作用なのです。

 教室では受講者に対して、指導者が個別または複数人が担当して指導にあた

りますので、この様な不安を取り除くための補助やサポートを行います。


歩くことが出来ない車イスの障害者でも、リハビリ教室に通っています。

水治運動療法により、身体機能が好転した例がたくさん見られます。

 2009年に日本臨床スポーツ医科学会に発表された、臨床検証経過報告では、

自立歩行の困難者が二年間水治運動療法を続けた後に、「水中において自力で立

つこと、そして自力で歩くことが可能となった」と報告がありました。

その他にも、身体機能が改善されたという例が多数報告されています。

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NPO法人(非営利法人)日本水治運動療法協会・静岡支部

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